11月5日は津波防災の日 / 世界津波の日

11月5日は「津波防災の日」・「世界津波の日」です。

東日本大震災の後、日本では毎年11月5日を「津波防災の日」と定め、津波対策の理解と関心を深める日としています。

また、2015年の国連総会決議により、同じ11月5日は「世界津波の日」として国際デーにも登録されています。

「稲むらの火」と濱口梧陵

この11月5日という日付は、安政元年11月5日に発生した安政南海地震に関する逸話「稲むらの火」に由来しています。

 

今の和歌山県広川町(ひろがわちょう)の商人・濱口梧陵(はまぐち ごりょう)が自らの稲むらに火を放って避難路を示し、村人の命を救ったというエピソードです。

梧陵は復興にも尽力し、広村堤防を築きました。この堤防は梧陵の死後、昭和東南海・南海地震で大きな役割を果たし、広村の多くの人々を救いました。

教訓と私たちにできること

「稲むらの火」は19世紀のおはなしですが、海岸で津波に遭遇したときの教訓が含まれています。

 

① 避難経路の確認

沿岸にお住まいの方は、PREPのプラン画面にあります「津波のアクションを登録/確認する」から津波ハザードマップを確認してみましょう。

 

② 「逃げる」こと

津波注意報・警報が発令された場合、ただちに海岸の近くから離れ、安全な高台・緊急避難場所に避難しましょう。

海岸近くで大きな揺れを感じたとき、防災行政無線や、PREPなどの防災アプリから情報を得ることができない場合でも、海岸から離れて安全を確保することが大切です。

「ここで津波に襲われたことがないから大丈夫」と油断することなく、声をかけあって逃げましょう。

11月5日には緊急地震速報訓練・シェイクアウト訓練も実施されます

津波防災の日にあわせて、11月5日には緊急地震速報訓練や「シェイクアウト」訓練が各地で実施されます。

​この機会に被災時にどう行動し、どう逃げるか、確認してみてはいかがでしょうか?

 

緊急地震速報の訓練(令和2年11月5日) - 気象庁

https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/kunren/2020/02/kunren.html

2020年緊急地震速報シェイクアウト訓練

https://www.hoseigakkai.jp/shakeout/sokuho_renkei.html

用語解説:「シェイクアウト」とは? … 米国発の一斉防災訓練。「まず低く、頭を守り、動かない」という地震時の安全確保行動の基本を身につける。
 ▶ 関連するコンテンツ:「地震に備える!

出典

気象庁「稲むらの火」

https://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/inamura/p1.html

広川町 稲むらの火の館「資料室 【稲むらの火】~安政地震津波の顛末~」https://www.town.hirogawa.wakayama.jp/inamuranohi/siryo_inamura.html